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 会見には、ハッキネン、石浦とともに鈴鹿10時間を戦う久保田も出席。「一言で言うと、とんでもないことになってしまったというのが感想です」と参戦までの経緯などを次のように語った。

ミカ・ハッキネンとともに2019年の鈴鹿10Hに参戦する久保田克昭
ミカ・ハッキネンとともに2019年の鈴鹿10Hに参戦する久保田克昭

「モビリティランドさんから(ハッキネン参戦の)打診いただき、私は今までプロフェッショナルが乗るレースには参加してきませんでしたが、自分も今年で58歳で、これから先レースで乗れる時間も限られてくるので、(鈴鹿10時間参戦は)最後のチャンスかなと思いました。しかも、F1ワールドチャンピオンのミカ・ハッキネンさんと一緒にマクラーレンで走れるということで、ぜひやらせてくださいということを返事しました」

「ミカさんとは一度東京でお会いして話しました。本人もレースに対して真剣な思いを持たれていて、よほど鈴鹿でもう一度走りたいという気持ちがあったんだろうなというのを感じることができました」

「石浦選手も通常であればトヨタのクルマにしか乗れないドライバーだとは思うのですが、たまたまトヨタさんからOKが出まして、鈴鹿10時間に参戦できることになりました。本当に今回は幸運だったと思います」

「私は現役の方に比べたら遅いのですが、できるだけみなさんの迷惑をかけないように精一杯努力します」

 なお、ハッキネン、久保田、石浦のトリオで参戦するチーム名やマシンカラーについては決まり次第発表するとのことだが、チームの機材、メカニック、エンジニア、車両メンテナンスに関してはスーパーGTに参戦するGAINERが担当することが明かされた。

 2019年の鈴鹿10時間は、ヨーロッパのワークス格チームやスーパーGT GT300クラスのチームとともに、F1王者とスーパーフォーミュラ王者を擁するドリームチームが、レースを大いに盛り上げてくれそうだ。

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