更新日: 2019.05.07 22:43
IMSA第4戦:モントーヤ組アキュラDPi、マツダとの一騎打ち制し地元ミド・オハイオで今季初勝利
スタートから2時間、フィニッシュまで40分となったところでアキュラとマツダが同時にピットインするも、ここでは順位は変わらず。また、コア・オートスポーツが走らせる54号車ニッサンDPiのスタックによって導入されたフルコースコーション明けのリスタートも、モントーヤが順位を守ってみせ、6号車アキュラはそのまま2時間40分後のチェッカーをトップで受けることに成功した。
ジャービスからトリスタン・ネヌスにつないだ77号車マツダはトップから2.022秒差の2位。3位にはウェレン・エンジニアリング・レーシングの31号車キャデラックDPi-V.Rとの表彰台争いを制した55号車マツダRT24-Pが入り、マツダがダブルポディウムを達成している。
今季限りでのワークス活動終了がアナウンスされたフォードが属するGTル・マン(GTLM)クラスは、シボレーとポルシェがレース序盤から首位争いを繰り広げ、スタートから2時間の時点でトップに立ったポルシェGTチームの912号車ポルシェ911 RSR(アール・バンバー/ローレンス・ファントール組)がクラス優勝を飾った。
2位にはコルベット・レーシングの3号車シボレー・コルベットC7.Rがつけ、ポルシェのもう一台、911号車ポルシェが3位となった。LMP2クラスはPR1マティアセン・モータースポーツの52号車オレカ07・ギブソンが、ライバルの戦線離脱により独走での勝利を収めている。
GTDクラスではマイヤー・シャンク・レーシングの86号車アキュラNSX GT3 Evoがレースの大半をリードするも、2019年シーズンから新規参戦を開始したエイム・バッサー・サリバンの14号車レクサスRC F GT3(リカルド・ハイスタンド/ジャック・ホークスワース組)が終盤にNSXを逆転しポール・トゥ・ウインを達成。
この勝利はエイム・バッサー・サリバンの初勝利となった他、レクサスRC F GT3にとってのミド・オハイオ2連覇を決めるものとなっている。
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の次戦第5戦デトロイトは5月31日~6月1日、ミシガン州デトロイトのベルアイル・パークで行われるインディカー・シリーズとの併催イベントだ。