フォード、ポルシェに続きル・マンでの特別カラーを公開したのはELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズからの挑戦者であるJMWモータースポーツとケッセル・レーシングだ。
2017年のLM-GTEアマクラス優勝チームであるJMWは今季、ジェフリー・シーガル、ロドリゴ・バピティスタ、ウェイ・ルーというトリオで2年ぶりのル・マン優勝を目指す。そんなチームが走らせる84号車フェラーリ488 GTEは特徴的なカモフラージュ柄を採用。
そのカモフラージュの柄となっているのはサルト・サーキットのコース図をはじめ、ELMSが開催サーキット、フェラーリの象徴である跳ね馬のロゴなど、見る人が発見する楽しみを感じられるものとなっている。
また、JMWモータースポーツと同じくELMS組でGTEアマクラスにエントリーしているケッセル・レーシングも60号車と83号車のデザインを公開した。2台のフェラーリ488 GTEにはそれぞれ、フロントからリヤにかけて色の割合が変化していくストライプが用いられる。
イタリア人トリオが乗り込む60号車ではブルーとブラックに差し込まれるカラーがオレンジになる一方、3人の女性ドライバーがステアリングを握る83号車フェラーリでは挿入色がピンクとなった。また、同車ではボンネット前方にモータースポーツ界における女性の進出を推進するFIAウェメン・モータースポーツのロゴが入っている。





