さて、ここからは歴代出場車両を可能な限り集めたミニカーコーナーです。


 おびただしいミニカーのなか、ずっときつそうな体勢で頑張っているのはル・マン6勝の“キング”ことジャッキー・イクスさん。この像は4体造られたうちのひとつのようです。


 1991年、C1クラス優勝した見崎清志、横島久、長坂尚樹組の『スパイスSE90C』を発見。この年はマツダ787Bが総合優勝した年。私もこれを見るまで知りませんでした。


 こちらは1974年の優勝車『マトラ670 B』。V12エンジンを搭載し1972年からル・マン24時間3連覇を達成しています。ドライバーはフランス人が泣いて喜ぶアンリ・ペスカローロ、ジュラール・ラルース組です。


 コクピットを覗いてみましょう。とても簡素な仕様です。ガソリンタンクは足元と車両側面に設置されているようです。まだストレートにシケインがない時代、文字通りドライバー達は“決死”の覚悟で走っていたと思われます。


 現代コーナーにやって来ました。『アウディR18 eトロン・クワトロ』や『パノス・エスペラントGTR-1』もいいですが、奥に見える赤い車両、気になりますね~。


 その前にこちらをご紹介。フランスの英雄、ペスカローロが2003年に投入したのが『クラージュ・ペスカローロC60・プジョー』。クラージュ製の車両をアンドレ・デ・コルタンツが改良した意欲作です。


 搭載されるエンジンはプジョー製3.2リッターV6ツインターボエンジン(公称580馬力)です。何かあっという間にエキマニとか割れそうですが、レースではシングルフィニッシュを果たしています。


 こちらは言わずもがな、1991年の総合優勝車『マツダ787B』。


 屋根にはクラス分けのステッカーが貼られています。

■数々の名車のなかにアノ迷車の姿も……

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