トップを捉えた首位集団はそのまま僅差でのバトルを続けながらレース最終盤を迎え、最後は912号車のボーがトップチェッカー。そこから3秒置かれた2位に88号車ポルシェ911 GT3 R、2位と0.7秒差の3位には918号車が入り、トップ3をポルシェが独占する結果となった。
チャンピオンシップは5位でフィニッシュラインを跨いだ97号車メルセデスのチョイがランク2位のブティコン・インタラプワサク、同3位のフィリップ・ハンプレヒトらを抑えてランキング首位をキープ。見事ブランパンGTワールドチャレンジ・アジアの初代チャンピオンに輝いている。
日本勢はABSSA Motorsportの澤圭太/ピティ・ビロンハクディ組61号車マクラーレンの総合10位が最上位で、横溝を擁す17号車メルセデスが11位に続いた。坂本/マルコス・ゴメス組27号車フェラーリはリタイアとなった。
GT4クラスでは砂子塾長が今季7勝目をマークしてドライバーポイントを249ポイントに伸ばすと、同233ポイントとなった木下を破ってGT4クラスのドライバーズチャンピオンに。この他、GT4チームタイトルはチームiレース.ウインの手に渡り、GT3チームタイトルはアブソリュート・レーシングが獲得している。





