更新日: 2019.10.01 12:31
WEC富士:トヨタ、TS050最後の母国レースへ。中嶋一貴「全力で表彰台の中央を狙う」
●小林可夢偉(7号車)
「また日本のWECファンの皆さまに富士でお会いできるのが楽しみです。ここ数年は日本でもレースをしてきましたから、富士スピードウェイでの経験を多く積んでいますし、好きなサーキットのひとつでもあります」
「ただ、非常に長いストレートと、後半のタイトなレイアウトは、一筋縄では行きません。そして、今大会ではサクセス・ハンディキャップも課されるために、いつも以上に厳しい戦いになると思いますが、ベストを尽くして勝利を目指します。
●マイク・コンウェイ(7号車)
「富士に行くのは本当に楽しみだよ。我々のホームレースだからというだけでなく、これまでに何度も成功を収めてきたコースだからね」
「ハイブリッド・パワートレインを開発してくれた東富士のスタッフに会えるのもうれしいし、いつも最高の歓迎が待っているんだ」
「もちろん、僕たちはシルバーストンでの開幕戦勝利からの連勝を狙っているし、これがTS050ハイブリッドにとって最後の母国レースだということも分かっているから、ファンの皆にとっても格別な週末になってくれることを願っている」
●ホセ・マリア・ロペス(7号車)
「富士は我々にとってル・マンに次いで重要なレースだ。TOYOTA GAZOO Racingのドライバーとして日本でレースするのは、毎回素晴らしい経験になっている。ホームレースということだけではなく、日本のファンの皆からいつも熱狂的な歓迎を受けるんだ」
「LMP1クラスでの戦いは、新たなサクセス・ハンディキャップが用いられる初めてのレースという意味でも注目すべきものになるだろう」
「そして僕たちはとても大きなハンディを受けてレースを戦うことになる。接戦になると思いますが、全力で挑むだけだよ」
●中嶋一貴(8号車)
「富士は私にとって、もちろんチームにとっても常に特別なレースです。私自身、WECで初勝利を挙げた2012年の富士のことは忘れられませんし、その後もチームとともに、母国のファンの皆さまの前で多くの勝利を重ねて来ました」
「2度目のル・マン勝利と世界チャンピオンを祝ってくれるトヨタ関係者やファンの皆さまと会えるのも楽しみです。その応援を受けて、全力で表彰台の中央を狙います」
●セバスチャン・ブエミ(8号車)
「これまで僕たちはホームレースの富士で好成績を残しているので、大きな期待が寄せられていることは分かっているよ。我々は何度も勝ってきたが、僕自身で言えば、富士では最後に勝ってから長い時間が経ってしまっているので、TS050ハイブリッド 8号車とともに有終の美を飾りたいと思っている」
「開幕戦シルバーストンでは7号車が強かったですが、それにより課されるハンディウェイトが富士でどれだけ影響するのか見る必要がある。僕たちもハンディキャップを受けることとなるけれど、それでも充分に速いと期待していますし、勝利を目指しベストを尽くして戦うつもりだ」
●ブレンドン・ハートレー(8号車)
「トヨタのホームレースであり、個人的にも良い思い出の多い富士に行くのが本当に楽しみだよ! 日本の食べ物や文化も大好きなんだ」
「富士のコースも好きだし、パドックなどでファンの皆と会えることも楽しみですし、いつも良い思い出ばかりだ」
「富士のコースは多くの特徴を持ち、他にない個性的なレイアウトだね。特に入り組んだコーナーを持つ最終セクターは独特だ。伝統的なコースレイアウトを持つコースでドライバーは皆、大好きだと思うよ」