更新日: 2016.10.12 11:26
アウディジャパン WEC第7戦富士6時間 プレビュー
アウディ、WEC富士戦での躍進に大きな期待を寄せる
■ アウディR18が7月以降のレースでライバルをリードして走行した合計距離は1000km以上
■ 富士戦は2016年シーズンのタイトル争いにおいて非常に重要なレース
10月7日 インゴルシュタット:今シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)が、大詰めを迎えています。アジア圏での3大会がわずか5週間の間に開催されるシーズン終盤は、タイトル争いを決着する重要な要素となります。
アウディは、マニュファクチャラーズ、ドライバーズともランキング2位を維持した状態で日本でのレースに臨みます。非常に重要な第7戦は、10月16日日曜日、東京から南西およそ100kmに位置する、チャレンジングなレイアウトで知られる富士スピードウェイで開催されます。
今シーズンのFIA世界耐久選手権は、6時間耐久でありながらスプリントさながらの展開となったレースが数多くありました。ニュルブルクリンク、メキシコ、テキサスでの大会では、最後の1周までスリリングな展開が続きました。アウディのチームとドライバーは、富士戦を特に心待ちにしています。
日本のレースファンは耐久レース観戦が好きで、ドライバーへの敬意の念すら感じられます。また多くのメディアもモータースポーツを好意的に取り上げてくれます。その理由のひとつに、多くのアウディドライバーが日本と深い関係を持っていることが挙げられます。
ロイック・デュバルとブノワ・トレルイエのフランス人ドライバー2名は、日本で幾年にもわたりレースに出場、多くの好成績を残しています。さらにドイツ人ドライバー・アンドレ・ロッテラーは2003年から東京に拠点を持ち、日本を第二の故郷として数多くのレースに出場しています。