「予選結果はマツダチーム・ヨーストに関わる全員にとって、幸先良いスタートとなった」と語るのは、ジョン・ドゥーナン(IMSA代表)に代わってマツダUSAモータースポーツの新代表に就任したネルソン・コスグローブ。
「予選は僅差の戦いになると予想していたが、我々のドライバーたちはクリアトラフィックを上手に使い、ミシュランタイヤのパフォーマンスを最大限引き出すことに成功した。ポールポジションと予選3番手という結果は、まさにエクセレントだ!」
「しかし、私たちの目標はこれだけではない。決勝レースをクリーンに戦ってリードを守り、トップポジションのままレースフィニッシュを迎えることだ。その目標のために集中していくつもりだよ」

2019年の予選に続き、2年連続でデイトナ最速の称号を手にしたジャービスは「今年のチームの雰囲気は、これまでとまるで違う」と語る。
「それは2019年シーズンのIMSAシリーズで3勝を果たしていることで大いに自信がつき、デイトナで初の総合優勝を挙げるという目標に向かって、これまでになく集中して仕事に当たっているからだと思う」
「オフシーズンに走行テストを繰り返し、マシンは大きな進歩を見せているんだ」
「ついに(パズルの)すべてのピースが揃ったので、あとは実行あるのみ。ポールポジションを連続で手に入れられたのはもちろん最高にうれしいよ。しかし、僕たちはもっとも大きな賞を手にすることに賭けているんだ」
2019年のデイトナでは屈辱の2台リタイアに終わったマツダ。昨年の3連勝で自信をつけたチームが雪辱に燃える決勝は1月25日13時35分(日本時間26日3時35分)にスタートが切られる予定だ。
