20年以上にわたりベントレーで働いてきたキャリアを持つブライアン・グッシュが引退し、新たに元エンジニアのポール・ウイリアムスがディレクター職を引き継いだことも、この変化を方向性を決定付けたという。
「それ以来、ベントレーの組織内で哲学の変化が起こり、僕にとって非常に素晴らしい環境が実現した。つまり、レースを愛するふたつの素晴らしいマニュファクチャラーとともに働く機会を得ることができたんだからね」
「北米ではマツダのマシンをドライブすることができたけど、ベントレーが新型モデルを投入する直前にチームを去らなくてはならなかったのは本当に残念だった。今回、最新のコンチネンタルGT3に乗るのは初めてだけど、新型をドライブできることに心から興奮しているよ」
ベントレーとは2年ぶりの“再会”となるジャービスだが、2018年のIGTC参戦休止を経て2019年には自ら機会を作り出しKCMGのシートを獲得。ニッサンGT-RニスモGT3でIGTCに参戦し、マウントパノラマのトラックも経験している。これは「大きなポジティブ要素だ」と36歳のジャービスは付け加える。
「昨年はKCMGとともに戦い、その1年後にまさかこんな状況が実現するなんて、自分としても本当に驚いたと言わざるを得ない。2018年は本当につまらなかったし、出たかったレース(バサースト)への参戦機会を失ったわけだからね」
「この週末、僕にとってはまったく新しいマシンでの勝負になるけれど、2019年の経験が極めて重要になると思っているし、それを望んでいる。バサーストで初勝利を挙げたいし、他のドライバーたちもそう思っているだろうね」

