投稿日: 2020.01.31 20:02
更新日: 2020.02.01 11:56
更新日: 2020.02.01 11:56
バサースト12時間:GT3初挑戦のスコット・ディクソン。「テストは雨で20周程度だが、夢の機会を楽しみたい」
autosport web
「とにかく、今は本当にワクワクしているよ。13歳と17歳のときだったか、2回だけ観客としてマウントパノラマに来たことがある」
「僕たちはポルティマオで事前テストを行ったが、その時期はちょうど子どもの出産予定日と重なって、半日しか参加できなかったんだ。しかも雨が降っていて20周程度しか走れなかった。それでも短期間の経験から多くを学び、習得する必要があった」
それでもディクソンは、あくまでキャリアのメインはインディカーにあり、デイトナやスポーツカーへの参戦、そこでの栄誉は「ボーナスのようなもの」と強調した。
「デイトナは本当に運がよかった。現実的に可能性のあるチームは限られていたしね。バサーストも(IGTC)シーズンの開幕戦だが、あくまでワンオフ(スポット参戦)でシリーズを考えることはないよ。1週間後にはCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)でインディカーのテストをしているはずだからね」
「おそらく、今回のバサーストも赤ん坊の誕生を考えれば最適のタイミングとは言えない。ここでテストしようとすれば、多くの時間を費やすことになるからね。でも妻は少なくとも、最低限必要なテストに僕を送り出してくれた」
「それにとても不思議なのは、僕はリック(・ケリー)と長い間、バサースト参戦に向け相談を続けていた間柄なんだ。僕は自分の契約が完了するまで、チームメイトがリックであることを知らなかったから、本当にクールだったよ。この絶好の機会を心から楽しみたいね」
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