LMP2クラスはフォーメーションラップのスタート時にストールに見舞われ、危うくピットロードスタートになるところだったユナイテッド・オートスポーツの22号車オレカ07・ギブソン(フィリップ・ハンソン/フィリペ・アルバカーキ/ポール・ディ・レスタ組)がウイナーに。前戦バーレーンでのWEC初優勝に続き2連勝を飾った。
山下健太を擁するハイクラス・レーシングの33号車オレカ07・ギブソンは、ピットロード・スピード違反のペナルティや、2度のスピンなどがありタイムを失う。この影響もありクラス7位/総合10位でフィニッシュしている。
LM-GTE Proクラスではアストンマーティン・レーシングの95号車アストンマーティン・バンテージAMR(マルコ・ソーレンセン/ニッキー・ティーム組)がポール・トゥ・ウインで、今季3勝目を前戦からの連勝で決めた。
クラス2位はポルシェGTチームの92号車ポルシェ911 RSR、同3位にはAFコルセの51号車フェラーリ488 GTE Evoがつけ3メーカーが表彰台を分け合う結果となっている。
LM-GTE Amクラスはレース中盤までチーム・プロジェクト1の56号車ポルシェ911 RSRが首位を守ったが、終盤はTFスポーツの90号車とアストンマーティン・レーシングの98号車の一騎打ちに。最後は残り時間28分でワークスチームを逆転した90号車アストンマーティン・バンテージAMR(サリ・ヨロック/チャールズ・イーストウッド/ジョナサン・アダム組)がトップチェッカーを受け今季3勝目をマークしている。
石川資章とケイ・コッツォリーノが乗り込むMRレーシングの70号車フェラーリ488 GTE Evoは、ジャンプスタートによるペナルティの影響もありクラス10位/総合29位に終わった。
WECの次戦、2019/20年シーズン第6戦セブリング1000マイルは3月18~20日、アメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで行われる。







