ステアリングを引き継いだフィヨルドバッハは一時トップを走行し、続くパターソンも他のブロンズドライバーよりも速いペースで周回を重ねていく。その後、ハイクラス・レーシングドライブスルーペナルティやスピンでタイムを失いながらも、今後のレースに期待を抱かせるレース内容を披露。
レース終盤、残り1時間を切ったところで、ふたたび山下が乗り込んだ33号車オレカは、途中コースオフを喫するシーンもみられたものの、順位はキープしてクラス7位でチェッカーを受けた。
「ペースは悪くなかったです。ただ周りに比べてすごく速いというわけでもないですし、劣っているなと感じるところもありました」とレース後に語った山下。
「この週末は本当にいろいろありました。自分自身もレース中に初めてスピンしましたし、いろんな経験をしました」
次戦、3月18~20日に行われるセブリング1000マイルについては「セブリングは特殊ですごいバンピーで難しいコースだとみんな言っているので、そのコースを走れるのをとても楽しみにしています」とコメント。
「今回うまくいかなかった部分を修正して、ミシュランタイヤをもっとうまく使えるようになればチャンスはあると思うので、表彰台を目指して頑張りたいと思います。応援よろしくお願いいたします」


