更新日: 2020.03.02 20:22
K2 UCHINO RACING 2019-20アジアン・ル・マン第4戦タイ レースレポート
K2 UCHINO Racing Team
2019 -2020 Asian Le Mans Series
22.23.Feb 2020
Round .4 Thailand
4 Hours Race
ラッキーを味方に、表彰台を獲得!!
マレーシアからタイに移動し、最終戦はチャーンインターナショナルサーキットで行われた。今大会は、22日(土曜日)に公式練習が2回と予選、23日(日曜日)に決勝が行われた。このサーキットは、黒澤選手・Shaun選手共に熟知しており、公式練習ではコースコンディション、マシンの状況をフィードバックしながらセットアップを進めた。
午後の予選はShaun選手が担当。先ずはコース・マシンの状況を確認しながらアタックを開始し、まずまずのタイムを記録するもShaun選手は納得のいかない表情。タイヤを交換し再度アタックに向かい、1’23.555のタイムを出し5番手で終えた。
迎えた決勝日、陽射しがきつく気温は高いが、乾いた風が吹き心地よくも感じる。スタートドライバーはShaun選手が担当。Shaun選手はスタート直後からフルプッシュ!オープニングラップで3番手まで順位を上げトップを猛追、3周目で2番手にまでポジションを上げた。
その後もトップのマシンの背後についたまま周回を重ね、トップと同時にピットイン。ピット作業でタイムロスしてしまい、4番手にポジションを落としてしまったがレースは始まったばかり、まだ差は小さく前車を追いかける。予定周回数を消化したShaun選手がピットに戻り黒澤選手にバトンタッチ。給油、タイヤ交換を行うも、作業が上手くいかずまたしてもタイムロスしてしまう。
コース上ではスピン、クラッシュと荒れた状況ではあったが、黒澤選手は安定した走りで5番手を走行し、バトンをShaun選手につなげた。Shaun選手が再びコースに戻り、ポジションアップを目指す。トップ集団より速いラップタイムで周回を重ねるも、前車との差は大きくチームからコントロールするよう指示が飛ぶ。すると、3番手を走行していたマシンがスピン、クラッシュし4番手にポジションアップ。そして、残り時間が40分を切ったところで、3番手を走行していたマシンがトラブルによりピットイン。そのことにより、3番手にポジションアップ。4番手のマシンが毎周差を縮めてくるも、Shaun選手は動じることなくタイヤを労りながらマシンをチェッカーまで運んだ。
結果、3番手でフィニッシュ! チームにとって初の表彰台獲得となった。2019-2020シーズン、K2 UCHINO RACINGへのご声援ありがとうございました。
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