更新日: 2016.10.16 08:56
アウディジャパン WEC第7戦富士 予選レポート
2016/10/15Motorsport
Audi、WEC富士戦で今シーズン5回目のポールポジションを獲得
8号車のルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバルが最速タイムを記録
アンドレ・ロッテラー/マルセル・ファスラーは5番手を獲得
わずか0.5秒差に6台がひしめく大接戦
10月15日 インゴルシュタット/富士
過去7大会で5回のポールポジション獲得
今シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)の予選で、Audi R18は無敵の強さを見せつけています。今回の富士戦で、アウディは今シーズン5回目のポールポジションを獲得しました。
ポールポジションを獲得したルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス(ブラジル/フランス/イギリス)組が、日曜日11:00からの決勝レースで、トップからスタートします。
彼らがポールポジションからスタートするのは、メキシコ戦に続いて2度目ですが、今回はわずか0.025秒という僅差で2番手をおさえました。ディ・グラッシは「アタック開始時点ではタイヤの状態が完璧だったのですが、アタック1周目にトラフィックに引っかかってしまいました。しかし、その後のアタック時でもタイヤの状態が保たれていたことに感謝しています」とコメントしています。
その後にアタックしたチームメイトのロイック・デュバルがふたたび素晴らしいタイムをたたき出し、ポールポジションを獲得しました。
デュバルは「予選が始まった時点で、今回は並外れた接戦になるなと予感しました。ルーカスは、トラフィックに巻き込まれるという不運に見舞われてしまいましたが、私がアタックした時にはその心配は無くなっていました。今回のポールポジションは、私たちドライバーだけでなく、メカニック、エンジニアなどチーム全員が全力で為し得た素晴らしいパフォーマンスによって得られたものだと思っています」とコメントしています。