Dr.ウルリッヒは「今回の事態は、非常に遺憾に思っています。チームは、本来の耐久レースの精神に則り、その時点で出来うる限りの努力と判断をもって、マシンを完走させようとしていました」とコメントしています。
アウディスポーツLMPプログラム代表のステファン・ドライヤーも「僅差で2位となったものの、ルーカス・ディ・グラッシ、ロイック・デュバル、オリバー・ジャービスの3人は、非常に素晴らしいパフォーマンスとファイティング・スピリッツを発揮しました。
彼らに加え、素晴らしいチーム力を発揮してくれた、富士に来たクルーやノイブルクとネッカーズルムでサポートしているすべてのチーム員に心から感謝しています。
残念ながら7号車は、テクニカルトラブルに見舞われてしまいました。2度目のトラブル発生に対し誠に遺憾に思います。次回のレースでは、1-2フィニッシュを飾ることを望みます。」とコメントしています。

全9大会のうち第8戦目となる次回は、わずか3週間後の11月6日に、アウディ最大のマーケットに成長した中国の上海で開催されます。
富士6時間レースの決勝結果
1:コンウェイ/小林/サラザン(トヨタ)244 Laps
2:ディグラッシ/デュバル/ジャービス(アウディR18)+1.439s
3:ベルンハルト/ハートレー/ウェバー(ポルシェ)+17.339s
4:ブエミ/デイビッドソン/中嶋(トヨタ)+53.779s
5:デュマ/ジャニ/リーブ(ポルシェ)-1 Lap
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*本リリースは、アウディモータースポーツ配信リリースの翻訳版です。