ザナルディはレース1に向けたクオリファイ1で8番手、レース2に向けたクオリファイ2で3番手を獲得(グリッドは2番手に)。15日のレース1では6位でフィニッシュしていた。明けた16日のレース2では、14周目にトップに立つと、2位に入った11号車フェラーリ488 GT3を振り切り見事優勝を飾った。
「いまどんな感情か、言い表す言葉はないよ。今日ほど夕暮れが美しく見えたことはない。なんという日、そしてなんという一年だろうね。僕はリオデジャネイロで素晴らしい瞬間を楽しみ、そして今日、BMW M6 GT3という美しいクルマをドライブできたことを素晴らしく思うよ」とザナルディ。
「スタートは良くなかったけれど、マシンの調子は良かったからね。僕の前を走っていたマシンがピットに入る間に、いいラップを刻み続けることが大切だと分かっていた。そして、そうしたまでだよ。コースに戻ったときにはリードを築けていて、それを守るだけだったんだ」
「僕のためにマシンを仕立ててくれたロアール・モータースポーツのみんな、BMWイタリア、そしてミュンヘンのBMWモータースポーツに感謝したい」

