投稿日: 2020.04.06 15:13
SROステファン・ラテル代表、GTワールドチャレンジの再開は「もっとも早くて6月下旬」
autosport web
ラテルの説明によると、SROは年間10レースという完全なプログラムを達成するため、ひとつの週末に3つのGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・スプリントカップのレースを開催する予定だという。
この措置はSROがザントフールトとミサノでのレースを延期し、スパ24時間でヨーロピアンシリーズを開幕させる“プランC”が採用された場合にとられるものだ。
3月12日、SROは緊急時対応計画を発表し、計10戦(スプリントカップ5戦+エンデュランスカップ5戦)からなる2020年シーズンのGTワールドチャレンジ・ヨーロッパの全ラウンドを今年中に完了させることを約束した。
「完全なカレンダーを提供する最後のオプションは、7月末のスパ24時間からシーズンを始めることだ」とラテル。
「その時点では、私たちは当初の計画と同等のラウンド数を提供できる立場にある。ふたつのスプリントカップイベントで、各3レースを行うことで(エンデュランスカップの3レースを含めて)全部で9つのレースが開催可能だ」
「しかし、それは7月のスパでシーズンが始まることが条件になる。仮に7月末までに開幕できない場合には別の緊急時対応計画を用意している」
「今のところ、5月の終わりまではすべてが眠っている状態だ。その5月末に状況を再評価し(必要に応じて)別の計画に変更する」
ラテルは、SROがこの問題が解決するまでの間、約3分の2の従業員を休暇に入らせていると付け加えた。
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