また彼は、SCGが新型コロナウイルスの“パンデミック”によって引き起こされた現在の困難な状況下でも、ピポ・モチュールとできる限り多くの作業を進めていると説明している。
SCG 007が予定していたトラックデビューは世界中の混乱の結果、2020年夏から2021年1月に延期されたが、作業は継続中だ。
「物理的な製造を開始する前に、コンピューターで行う作業が非常に多く、これには2カ月を要す」と同氏。
「エンジニアリング、デザイン、コンセプトの設計と証明には1年かかる。我々にはまだ何カ月分もの設計作業が残っているが、それを行うことは可能だ」
「プロジェクトの多くは、CADやコンピューター、電話会議で作業ができる。つまり、私たちは動き続けることでき、この間にもピポは我々に完全に対応してくれた」
「また、ポディウム(・テクノロジー)でも同じことが起こっている。彼らのエンジニアは当局の規制に従いながら完全にリモートで作業することができているんだ。(このような状態にあっても)我々はすべきことはそれぞれ異なるが、最後には必ず一緒になるんだ」
