ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.07.06 12:16
更新日: 2020.07.06 12:43

IMSAシーズン再開! 約5カ月ぶりのデイトナ戦を新生マツダがワン・ツーで制す


ル・マン/WEC | IMSAシーズン再開! 約5カ月ぶりのデイトナ戦を新生マツダがワン・ツーで制す

 ポルシェ、シボレー、BMWの3メーカーが争うGTLM(GTル・マン)クラスではスタート直後、唯一ウエットタイヤでスタートしたポルシェGTチームの911号車ポルシェ911 RSRが首位に立つも、タイヤ交換後にスリック組に対して優勢に立つことはできず。
 
 その後、レース序盤から中盤にかけてピットタイミングの関係で目まぐるしくトップが入れ替わるなか、レース終盤にコルベット・レーシングの3号車シボレー・コルベットC8.R(アントニオ・ガルシア/ジョーダン・テイラー組)が首位に躍り出ると、ポルシェGTチームの912号車ポルシェ911 RSRとの首位攻防戦を耐え抜きトップチェッカーを受けた。コルベット・レーシングにとってこの勝利がIMSAでの通算100勝目になると同時に、今季デビューしたC8.Rの記念すべき1勝目となっている。

 FIA-GT3カーで争われるGTD(GTデイトナ)クラスは、序盤にリードを奪ったエイム・バッサー・サリバン(AVS)の14号車レクサスRC F GT3(ジャック・ホークスワース/アーロン・テリッツ)のひとり旅に。これにAVSの僚友12号車RC Fが続きレクサス勢がワン・ツー・フィニッシュを達成。また、3~4位にマイヤー・シャンク・レーシングの86号車と57号車アキュラNSX GT3 Evoが続き、日本車勢がこのクラスのトップ4を占める結果となった。

 長い中断期間を経て再開されたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の次戦第3戦セブリング“キャデラック・グランプリ”は7月17~18日、セブリング・インターナショナル・レースウェイで開催される。

第2戦デイトナで初優勝を飾ったコルベットC8.R。コルベット・レーシングはこの勝利でIMSA通算100勝を達成した。
第2戦デイトナで初優勝を飾ったコルベットC8.R。コルベット・レーシングはこの勝利でIMSA通算100勝を達成した。
GTDクラスを独走で制したエイム・バッサー・サリバンの14号車レクサスRC F GT3
GTDクラスを独走で制したエイム・バッサー・サリバンの14号車レクサスRC F GT3
ポールポジションを奪いながら、エンジントラブルのため無念のリタイアを喫したアキュラ・チーム・ペンスキーの7号車アキュラARX-05
ポールポジションを奪いながら、エンジントラブルのため無念のリタイアを喫したアキュラ・チーム・ペンスキーの7号車アキュラARX-05
ウィレン・エンジニアリング・レーシングは、レギュラードライバーのひとりであるフェリペ・ナッセが新型コロナウイルスに感染していることが判明したことから急きょ、ギャビー・チャベスをピポ・デラーニのチームメイトに起用した。
ウィレン・エンジニアリング・レーシングは、レギュラードライバーのひとりであるフェリペ・ナッセが新型コロナウイルスに感染していることが判明したことから急きょ、ギャビー・チャベスをピポ・デラーニのチームメイトに起用した。


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