なおレース後、グラフのシルバードライバーの最低運転時間が規定よりも短かったことが判明。39号車に+3ラップのペナルティが課されたことでGドライブが2位に、ユナイテッドの22号車が3位に繰り上がった。4位はニコラ・ラピエールを擁するクール・レーシング、“ピンチヒッター”ネグラオを起用したリシャール・ミル・レーシング・チームが5位に入った。
■LMP3でもユナイテッド・オートスポーツが勝利
リジェ・オートモーティブの新型マシン『リジェJS P320』のデビューレースとなった今戦のLMP3クラスでは、ユナイテッド・オートスポーツの2号車リジェJS P320・ニッサン(ウェイン・ボイド/トム・ギャンブル/ロバート・ウェルドン組)が、2位となったインターユーロポル・コンペティションの13号車リジェJS P320をわずか4秒差で振り切って優勝を飾った。クラス3位はRLR・MスポーツのリジェJS P320だ。
LMGTEクラスはプロトン・コンペティションの77号車ポルシェ911 RSR(クリスチャン・リード/ミシェル・ベレッタ/アレッシオ・ピカリエッロ組)が2位に1周差をつけて開幕戦ウイナーに。ケッセル・レーシングの74号車フェラーリ488 GTE Evoがクラス2位。3位には同じくフェラーリ勢のアイアン・リンクス83号車が入っている。
全5ラウンドを欧州圏内で転戦していくELMSの次戦第2戦スパ4時間レースは8月7~9日、ベルギーのスパ・フランコルシャンで開催される。


