ただし、NSX GT3がエントリーするGTDクラスでは、シルバードライバーの登録が各マシンに1台までとのレギュレーションがあるため、シルバードライバーであるレッグ、シーガル、ネグリJr.の配車をどのようにするかは一考の余地がありそうだ。
また、もう一方のアキュラ・ワークスとなるリアルタイム・レーシング(RTR)は、来季のピレリ・ワールドチャレンジにこちらも2台のマシンを投入。それぞれチームのレギュラーを務める名手ピーター・コックスと、ライアン・エバースレーにステアリングを託すこととなっている。
ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)の代表を務めるアート・セント・シアーは、ピレリワールドチャレンジに投入する2台と合わせて、ドライバーの陣容に手応えを感じていると述べた。
「高いスキルと経験を持つ、我々のこのドライバーラインアップを見れば、彼らが新型NSX GT3を必ずウイナーズサークルに連れて行ってくれると信じている。彼らがアキュラのパフォーマンスDNAを象徴する戦いをファンに見せてくれることを願っている」

