更新日: 2020.09.28 11:17
IMSA:アキュラ、地元ミド・オハイオで優勝。テイラー/カストロネベス組は3連勝
ル・マン24時間レースに出場したメンバーから新型コロナウイルス陽性者が出た影響で、ポルシェGTチームが今戦を欠場したため、シボレーとBMWの一騎打ちとなったGTLMクラスでは、コルベット・レーシングの3号車シボレー・コルベットC8.R(アントニオ・ガルシア/ジョーダン・テイラー組)がポール・トゥ・ウインを達成。過去4戦で3度目のクラス優勝を飾った。
スタートで首位に立った僚友4号車コルベットは、チームメイトに再逆転を許すと最後は1.472秒及ばずクラス2位に。BMWチームRLL勢はペースで劣勢に立たされ、25号車BMW M8 GTEが7.5秒遅れのクラス3位、24号車はトップから7.6秒差の同4位となっている。
GTDクラスでもポールシッターが見事優勝を飾り、エイム・バッサー・サリバンの14号車レクサスRC F GT3(ジャック・ホークスワース/アーロン・テリッツ組)が2年連続でミド・オハイオを制した。
クラス2位はライリー・モータースポーツの74号車メルセデスAMG GT3。優勝したレクサスとのタイム差はわずか0.858秒だった。同3位にはライト・モータースポーツの16号車ポルシェ911 GT3 Rが入っている。
チャンピオンシップをリードするマイヤー・シャンク・レーシングの86号車アキュラNSX GT3エボは、コンパス・レーシングの76号車マクラーレン720S GT3とのバトルで複数回接触。これにより右フロントタイヤがパンクしてしまい直後にコースオフ。順位を大きく落とすこととなった。76号車には「スポーツマンシップに反する行為」として、30秒のストップ・アンド・ゴー・ペナルティが課されている。
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の次戦第8戦はシリーズ初開催となるシャーロット・モータースピードウェイが戦いの舞台だ。“ローバル”で行われる100分間のスプリントはGTカーのみが参加するイベントとなっている。