マツダ勢は中盤まで好走をみせていた77号車が総合15位/DPiクラス7位でフィニッシュ。チームメイトの55号車は、スタート直後に左フロント足回りにダメージを負ったことで早々に戦線を離脱したものの、修理後に再出走を果たし総合8位/クラス6位でフィニッシュした。
レース最終盤まで6台中5台がリードラップに残る接戦となったGTLMクラスでは、ポルシェGTチームの911号車ポルシェ911 RSR(ニック・タンディ/フレデリック・マコウィッキ/マット・キャンベル組)が今季初優勝をマークした。
911号車ポルシェは、レース終了まで30分強のタイミングで後半戦の大部分を支配していた24号車BMW M6 GTE(BMWチームRLL)がプロトタイプカーとの接触でコースを外れ、ラジエーターダクトの清掃のためにピットに戻ったことで首位に浮上すると、そのままトップフィニッシュを迎えた。クラス2位はポールシッターの3号車コルベットC8.R(コルベット・レーシング)、24号車BMWは3位となっている。
GTDクラスでは、レース終盤にトップに躍り出たスクーデリア・コルサの63号車フェラーリ488 GT3 Evo(アレッサンドロ・バルザン/クーパー・マクニール/ジェフ・ウエストパル組)が、14号車レクサスRC F GT3(エイム・バッサー・サリバン)と44号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo(GRTマグナス)を抑えて今シーズン初優勝を達成。
道見真也も乗り込む86号車アキュラNSX GT3 Evo(マイヤー・シャンク・レーシング)はレース序盤から長らくトップ争いを繰り広げるも、7時間過ぎに接触による足回りのダメージで戦線を離脱し、最終的にクラス10位でフィニッシュしている。
LMP2クラスではタワー・モータースポーツ・バイ・スターワークスの8号車オレカ07・ギブソン(ジョン・ファラノ/ミケル・イェンセン/ヨブ・バン・アウタート組)が表彰台の頂点に立ったIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の次戦第10戦ラグナ・セカは、10月31日~11月1日にウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカにて行われる予定だ。




