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 ポイントランキングでは今戦の勝利で242ポイントとしたテイラー/カストロネベス組が、ランガー・バン・デル・ザンデ/ライアン・ブリスコー組(10号車キャデラックDPi-V.R)を2点差で逆転して首位に浮上。デラーニが233ポイントでランキング3位につけ、ハリー・ティンクネル/ジョナサン・ボマリート組(55号車マツダ)はランキング4位、225ポイントとなっている。
 
 LMP2クラスは今ラウンド唯一の参戦チームとなったPR1マティアセン・モータースポーツの52号車オレカ07・ギブソンが優勝を飾った。GTDクラスではマイヤー・シャンク・レーシング(MSR)の86号車アキュラNSX GT3 Evo(マリオ・ファーンバッハー/マット・マクマリー組)がポール・トゥ・ウインを決めた。また、僚友の57号車NSXも96号車BMW M6 GT3(ターナー・モータースポーツ)を挟んでクラス3位に続き、MSRがワン・スリー・フィニッシュを飾っている。
 
 GTLMクラスはポルシェGTチームの912号車ポルシェ911 RSR(アール・バンバー/ローレンス・ファントール組)が予選2番手からスタートし、前半のピットストップ後に首位奪取に成功する。その後、ポールシッターの3号車シボレー・コルベットC8.R(コルベット・レーシング)からプレッシャーを掛けられるも、912号車ポルシェはこの挑戦を跳ね除け今季初勝利を飾った。
 
 ランキング2番手につけている4号車コルベット(コルベット・レーシング)はレースを3番手で終えたものの、事後車検でリヤディフューザーの高さが足りないことが判明したため、ペナルティを受けてクラス最後尾へ降格。この結果、3号車を駆るアントニオ・ガルシア/ジョーダン・テイラー組のタイトル獲得が事実上確定した。また、第10戦のGTLMクラス3位は911号車ポルシェ911 RSRの手に渡っている。
 
 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2020年シーズン最終戦セブリング12時間は11月11~14日、フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで開催される。

3号車シボレー・コルベットC8.Rと6号車アキュラARX-05
3号車シボレー・コルベットC8.Rと6号車アキュラARX-05
スタート直前のGTLM、GTDクラス車両
スタート直前のGTLM、GTDクラス車両
ポルシェGTチームの912号車ポルシェ911 RSR
ポルシェGTチームの912号車ポルシェ911 RSR
GTDクラスで優勝した86号車アキュラNSX GT3 Evoのマリオ・ファーンバッハーとマット・マクマリー
GTDクラスで優勝した86号車アキュラNSX GT3 Evoのマリオ・ファーンバッハーとマット・マクマリー

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