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投稿日: 2020.11.14 07:15
更新日: 2020.11.14 02:15

WECバーレーン:逆転王者狙う小林可夢偉組7号車トヨタ、最終戦のポールポジション獲得


ル・マン/WEC | WECバーレーン:逆転王者狙う小林可夢偉組7号車トヨタ、最終戦のポールポジション獲得

 6台のマシンで争われたLMP2クラスでは、ポール・ディ・レスタとフィル・ハンソンがアタッカーを務めたユナイテッド・オートスポーツの22号車オレカ07・ギブソン(ハンソン/アルバカーキ/ディ・レスタ組)が前半から首位を譲らず。アベレージタイムでクラス唯一の1分47秒台に入る1分47秒440というタイムでクラスポールポジションを獲得するとともにグリッド2列目、総合3番手グリッドを得ている。
 
 クラス2番手はジャッキー・チェン・DCレーシングの37号車オレカ07・ギブソン。同3番手には2021年シーズンのステップアップがアナウンスされているシグナテック・アルピーヌ・エルフの36号車アルピーヌA470・ギブソンが入った。

 LM-GTEプロクラスは選手権1位で最終戦を迎えたアストンマーティン・レーシングの95号車アストンマーティン・バンテージAMR(マルコ・ソーレンセン/ニッキー・ティーム組)がポールポジションを奪取。
 
 後半担当のソーレンセンが、暫定首位に立っていたポルシェGTチームの92号車ポルシェ911 RSRが記録した1分56秒589という平均タイムを0.068秒上回り、PPボーナスの1ポイントを勝ち取った。
 
 92号車ポルシェはクラス2番手。3番手はAFコルセの51号車フェラーリ488 GTE Evoが入り、3メーカーのマシンが予選上位を分け合うオーダーとなっている。
 
 LM-GTEアマクラスでもアストンマーティン勢が速さをみせ、アストンマーティン・レーシングの98号車(ポール・ダラ・ラナ/ペドロ・ラミー/ロス・ガン組)と、TFスポーツの90号車アストンマーティン・バンテージAMRが予選ワン・ツーを決めた。ケイ・コッツォリーノを起用するレッドリバー・スポーツの62号車フェラーリ488 GTE Evoがこれに続く3番手につけている。

 新型コロナウイルスの影響を受けてスケジュールが大きく変更されることになった2019/20年シーズンのWEC。その最終戦となるバーレーン8時間の決勝レースは現地14日14時(日本時間20時)にスタートが切られ予定だ。

アストンマーティン・レーシングの95号車アストンマーティン・バンテージAMR
アストンマーティン・レーシングの95号車アストンマーティン・バンテージAMR
LM-GTEプロクラスのポールシッターとなった95号車アストンマーティン・バンテージAMRのマルコ・ソーレンセン(左)とニッキー・ティーム(右)
LM-GTEプロクラスのポールシッターとなった95号車アストンマーティン・バンテージAMRのマルコ・ソーレンセン(左)とニッキー・ティーム(右)
LM-GTEアマクラスのポールポジションを獲得した98号車アストンマーティン・バンテージAMR
LM-GTEアマクラスのポールポジションを獲得した98号車アストンマーティン・バンテージAMR


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