■アキュラDPi

・ウェイン・テイラー・レーシング
・マイヤー・シャンク・レーシング

■マツダDPi(1台体制に縮小)

・マルチマチック・モータースポーツ

■キャデラックDPi

・アクション・エクスプレス・レーシング
・JDCミラー・モータースポーツ(マスタング・サンプリング・レーシング)
・チップ・ガナッシ・レーシング

 キャデラック陣営では、2020年までアウディからDTMにフル参戦していたフランス人のロイック・デュバルが、JDCミラー・モータースポーツからフル参戦を果たすことが濃厚だ。実現すれば、デュバルにとっては初めてのフルシーズン・エントリーということになる。

 デュバルは2020年、『ミシュラン・エンデュランス・カップ』がかけられたウェザーテック・スポーツカー選手権の長距離レースで、同チームに加わっている。

2021年、DPiクラスへのフル参戦が濃厚となったロイック・デュバル
2021年、DPiクラスへのフル参戦が濃厚となったロイック・デュバル

 チーム代表のジョン・チャーチは、2020年最終戦のセブリングで来季ラインアップについて尋ねられたとき、「今週末と似たものになる」とSportscar365に対して語っている。セブリングではトリスタン・ボティエとセバスチャン・ブルデ、そしてデュバルの3人がドライブした5号車が、5位フィニッシュを果たしている。

 ブルデは2021年、NTTインディカー ・シリーズにフル参戦することが決定しており、デュバルがブルデに取って代わる形になりそうだ。

「我々は、セブ(ブルデ)がロングレースの際にチームに加わってくれるよう努める。まだ計画段階であはあるがね」とチャーチ。

 チャーチはまた、2020年に開始されたマスタング・サンプリングとの関係は2021年まで続くと述べている。

 2020年は(マスタング・サンプリングとのジョイント含め)2台体制で戦ったJDCミラー・モータースポーツだが、チャーチによれば2021年は1台体制に縮小される見込みで、85号車が来季のグリッドに着く可能性は低いという。

「正直なところ、大規模なスポンサーが得られなければ、2台体制は非常に厳しいものとなる。現在、懸命に努力を続けているが、難しい状況だ」

イエローのカラーリングおなじみのJDCミラー85号車は、2021年のグリッドにつくのは難しそうだ
イエローのカラーリングおなじみのJDCミラー85号車は、2021年のグリッドにつくのは難しそうだ

■アキュラ陣営ではインディカー・ドライバーが助っ人となるか

 また、アキュラのDPi陣営ではマイヤー・シャンク・レーシングが先日、2019年にアキュラでDPi王者に輝いたデーン・キャメロンの起用を発表している。キャメロンは2020シーズン、ペンスキーがオペレートするアキュラARX-05を、来季はWECに参戦するファン・パブロ・モントーヤとともにドライブしていた。

 マイヤー・シャンク・レーシングはまた、オピリエ・プラの起用も発表済み。開幕戦のデイトナ24時間にはこのコンビに、AJ.アルメンディンガーが加わる予定だ。さらに1名、長距離レースではホンダ系のインディカー・ドライバーが加わるものと予想される。

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