このふたりのレギュラードライバーをともにインディ500ウイナーであるアレクサンダー・ロッシとエリオ・カストロネベスの2名がサポートする。2016年のインディ500王者であるロッシは、3つの耐久レースでテイラーとアルバカーキのペアに加わり、今年テイラーとともにIMSA王者となった3度のインディ500ウイナー、カストロネベスは1月の開幕戦デイトナ24時間でチームに加わることになる。
「これはウェイン・テイラー・レーシングにとってエキサイティングな時間だ。ここ数年、アキュラARX-05をドライブしてきた3人のドライバーと、ヨーロッパで同様のマシンをドライブして大成功を収めてきたフィリペ・アルバカーキを確保できたことに非常に興奮している」と語るのは、チームオーナーのウェイン・テイラー。
「メーカーをスイッチするチームとして、ドライバーに一貫性を持たせたいと考えていたが、今回のグループではそれが可能になった。今年もコニカミノルタ、そしてもちろんCITが参加してくれることをとてもうれしく思う。また、コニカミノルタ・アキュラARX-05の新スポンサーとしてハリソン・コントラクションが加わったことを紹介したいと思う」
2019年のデイトナ24時間では小林可夢偉とF1王者のフェルナンド・アロンソを助っ人に迎えて見事優勝。翌年もライアン・ブリスコー、ランガー・バン・デル・ザンデ、スコット・ディクソン、可夢偉という布陣を敷きデイトナ連覇を飾ったWTRは、約2カ月後に開幕する新シーズンに向け、チャンピオンカーとタイトルホルダーを揃える強力ラインアップでまずはデイトナ24時間3連覇に挑戦する。

