「2020年は国際モータースポーツにおけるバンテージにとって、前例のない成功を収めた年となった」と語るのは、アストンマーティン・レーシングのデイビッド・キング社長だ。
「GTEからGT3、エントリーレベルのGT4まで、すべてのレベルでチャンピオンシップの大きな成功を収め、世界選手権、国際シリーズ、国内シリーズで都合26タイトルを獲得した」
「しかし、達成すべきことはまだまだあり、バンテージにはこれからも多くのことがもたらされるだろう。そのため、もっとも重要な成功を追求するために、今こそファクトリーサポートのウエイトをパートナーにシフトするときが来たという結論に至った」
アストンマーティン・ラゴンダ社長兼CEOを務めるトビアス・ムアースは次のように語った。
「バンテージは2020年に世界チャンピオンの血統を持っていることを証明した。GTEでは24時間のレース優勝マシンにもなった」
「今回、我々はバンテージGT3を使用するパートナーや顧客に、GTレースが提供するもっとも厳しい耐久レースで、もっとも身近なライバルと勝利のために戦うための最良の機会を提供したいと考えている」
アストンマーティンの耐久プログラムの戦略変更は、バンベリーに拠点を置く同社が、現行GTカーの製造を行うプロドライブ社との複数年契約の最中に新しい契約を締結したことを受けて行われている。長年のパートナーであるプロドライブは引き続きバンテージレースカーの製造、販売を実施する。


