LMP2クラスのハイクラス・レーシングから参戦するロバート・クビサは、以前にドバイ24時間レースに参戦した経験を持つものの、今回のデイトナ24時間が「耐久レースへの初めてのアプローチ」と語る。

 クビサは走行初日、LMP2ドライバー全40人中の8番手となるタイムをマークし、ハイクラス・レーシング20号車オレカ07をクラス5番手につけている。

 クビサはデイトナ以外のレースへの出場計画について、「明確になっていることは何もない」と語った。

 GT3マシンへと切り替わるDTMについては、マシンに慣れる時間を要するという観点から、彼のアルファロメオF1におけるリザーブドライバーとしての役割と折り合いがつかないという。クビサ自身は将来もLMP2でレースをしたいと認めている。

「昨年、COVID-19の影響によって起こったこと考えると、ふたつのプログラムを組み合わせて実行するのは困難だ。僕はすでに自分が持っている役割、つまりF1について妥協をしたくない。でも、LMP2は僕の主なターゲットであり、可能ならばレースをしたいカテゴリーだ」

クビサがラインアップに加わるハイクラス・レーシング20号車オレカ07
クビサがラインアップに加わるハイクラス・レーシング20号車オレカ07

■マツダのオリバー・ジャービスが『三味線疑惑』にリアクション

 デイトナ24時間決勝前週の公式テスト、『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス』で行なわれた予選レース後、決勝レースのポールポジションを獲得した31号車キャデラックのフェリペ・ナッセとピポ・デラーニは「周囲のライバルが三味線を弾いている」と主張していたが、55号車マツダRT24-Pを駆るオリバー・ジャービスはこれに反応し、「毎年、特にプレシーズンテストの後は出るようなコメントであり、新しいものではない」と述べている。

「BoPが話題になるのは残念だけど、プラクティスを見れば、非常に接近戦になっている」とジャービス。

「(BoPについて)IMSAは本当にいい仕事をしたと思うよ。レースの中盤に差し掛かるまで、本当にどれだけ接近しているのかは分からないけどね」

2021年は1台体制へと縮小したマツダRT24-P
2021年は1台体制へと縮小したマツダRT24-P

 レースウイークの走行2日目となる29日金曜日は、現地時間11時20分から60分間、決勝前最後となるプラクティス4のセッションのみが行なわれる。

本日のレースクイーン

菊池ゆうきくちゆう
2025年 / スーパーGT
TWSプリンセス
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年6月号 No.1608

    [特集]レッドブル 角田裕毅
    5つの進化論

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円