逆転タイトルの可能性を残す6号車は、まずは可夢偉がアタックしてタイムを刻むと、即座にコンウェイとドライバーチェンジ。そのコンウェイは5周目に昨年のポールタイムを上回るタイムを叩き出したものの、こちらは4コーナー出口でタイヤが脱輪したと判断され、僚友と同じくタイム抹消のペナルティとなってしまう。

 当初は、ふたたび可夢偉にステアリングを引き継ぐ予定だったが、ペナルティを受けたコンウェイがアタック続行。しかし、1分40秒台の壁を破ることができず5番手で予選を終えることとなった。

「マシンポテンシャルを最大限に引き出していただけにタイム抹消は残念だ」とコンウェイ。

「個人的にはコースアウトはしていなかったと感じていたけど、判断を尊重する。フロントロウを狙える手応えがあったから残念だよ」

 同じくアタッカーを担当した可夢偉は「今日の結果は残念だけど、6時間もの長い決勝では予選順位にあまり意味はない。最後まで全力を尽くす」と語り、すでに決勝へ向け気持ちを切り替えているようだ。

 2014年シーズン以来の王座奪還がかかるWEC第9戦の決勝レースは、19日の現地16時、日本時間22時にスタートする。

6号車トヨタTS050ハイブリッド
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