最終的な順位は赤旗終了前のものとなったため、ウイナーはバンスールとなった。メディカルチェックのため表彰式も遅れたが、「正直に言うと、ここに立っているのは変な気持ちだし、すごく怖かったよ。クルマが逆さまになったんだからね」とバンスール。バンバーはスタート直後のアクションで5秒のタイムペナルティが課され、結果は4位に。2位はケビン・エストーレ(#912 ポルシェ911 GT3 R)、3位はマーロ・エンゲル(メルセデスベンツAMG GT3)となった。
吉本大樹が駆るHubAuto Racingの#89 フェラーリ488 GT3は、9番手からスタートしたものの、1周目のリスボアまでの位置取りでふたつポジションを落としてしまう。クンフー・チェン(#11 アウディR8 LMS Cup)を追い、アンドレ・クート(#55 ランボルギーニ・ウラカンGT3)を抑えながらの走行となった。
しかし、最終的に赤旗終了となり、11位という順位でレースを終えている。マニュファクチャラー以外のマシンのウイナーはアデリー・フォン(#10 ベントレー・コンチネンタルGT3)だった。
