更新日: 2016.11.21 17:39
WEC:バーレーンでルーキーテスト実施。サーキット“復帰”のクビカが好タイム
LMP2王者の若手もテストに参加。LMP1-Hのトップタイムを記録
このルーキーテストでは若手ドライバーにLMP1-Hの走行機会が与えられており、2016年シーズンに36号車アルピーヌA460・ニッサンでクラスタイトルを獲得したグスタボ・メネゼスがポルシェ919ハイブリッドをドライブ。テストでLMP1-Hをドライブした3名のなかで最速タイムを記録した。
メネゼスは「ポルシェは今日のために素晴らしい準備をしてくれたし、僕も良い仕事ができた。わずか30周でこのモンスターマシンに適応しなければならなかったことを考えると、自分が示したパフォーマンスには満足している」とコメントしている。
ポルシェのチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、「彼のパフォーマンスは見事で、すぐにスピードを示してみせた」とメネゼスのパフォーマンスに満足しているようだ。
そのほか、フランス出身のポール・ループ・シャタンはアウディR18をドライブ。ドライブシャフトのトラブルから、わずか9周の走行に留まったものの、1分43秒910のベストタイムを記録している。
今季、31号車リジェJSP2・ニッサンをドライブしたブラジル人のルイス・フェリペ・デラーニは、トヨタTS050ハイブリッドをドライブし、ベストタイムは1分44秒292だった。
なお、このルーキーテストでは4度のル・マン王者であるヤニック・ダルマスが特別顧問として招聘され、LMP1-Hの全車をテストドライブする予定だったが、アウディには上述のトラブルがあったため、全車に乗り込むことは叶わなかった。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています