クラス単独出走となったLMP3は僅差の争いとなり、パフォーマンステック・モータースポーツの38号車リジェJS P320・ニッサンを駆るラスムス・リンが記録した1分56秒001に対し、フォーリー7・モータースポーツが走らせる7号車デュケインD08が対抗する。
7号車に乗り込んだオリバー・オスキューはチェッカー周でのラストアタックで1分56秒066をマークするも、トップタイムには0.065秒届かず。最終的に38号車リジェのポールが確定した。
GTLMクラスはシボレー・コルベットC8.R勢によるタイムアタック合戦が繰り広げられ、これを1分54秒910というタイムで制したアントニオ・ガルシア駆る3号車コルベットがクラスポールを奪取した。
トミー・ミルナーの4号車コルベットは0.034秒差の2番手となり、1分55秒台のタイムでBMWチームRLLの25号車、24号車BMW M8 GTEがセカンドロウを確保。前日のプラクティスではクラス最速となったウェザーテック・レーシングの79号車ポルシェ911 RSRはトップから1.2秒遅れの最後尾に沈んだ。
単独走と、GTLMとの混走の2セッションを走ることになったGTDクラスでは、グリッドを決める前半の単独走でライト・モータースポーツの16号車ポルシェ911 GT3 Rが2分00秒077をマークしてポールを決めたかに見えた。しかし、最終盤にGRT・グラッサー・レーシング・チームの19号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボが逆転。ティム・ジマーメンが2分00秒010を記録し0.067秒差でポールポジションを奪ってみせた。
一方、予選ポイントが与えられる後半の混走セッションでは、ジャック・ホークスワースが乗り込んだバッサー・サリバンの14号車レクサスRC F GT3が1分59秒247のベストタイムをマーク。ローレンス・ファントール駆るパフ・モータースポーツの9号車ポルシェ911 GT3 Rがこれに続き、ポールシッターの19号車ランボルギーニが3番手となっている。
2021年シーズン第2戦『第69回モービル1・セブリング12時間・プレゼンテッド・バイ・アドバンス・オートパーツ』の決勝は3月20日10時10分(日本時間23時10分)にスタートが切られる予定だ。レースの模様はJ SPORTSとJ SPORTSオンデマンド、公式ストリーミングIMSA.tvで視聴することができる。





