2003年からポルシェのファクトリードライバーとなった38歳のデュマは、2010年にアウディで、そして今年ポルシェでル・マン24時間を制覇できたことに「夢が叶った。何年にも渡り、一丸となって達成したことを誇りに思っているよ。僕は挑戦する男なんだ。だからすぐに新しい目標が見つかるだろうね」とコメント。
2000年からポルシェでキャリアを築いてきたリエブは「ワークスドライバーとして最後のシートだと思ってきた。だから、ポルシェのコクピットを降りた後の自分の未来は、すぐに決めることができたよ」と語っている。

ひとり残ったジャニは、新しいチームメイトと共にタイトル防衛へ挑むこととなる。
ポルシェは1号車をドライブしていたマーク・ウエーバーが引退を表明しており、3名のドライバーを新しく探すこととなる。
その候補には、2015年のル・マン24時間を制したアール・バンバーとニック・タンディのふたりが有力で、アウディをドライブしていたアンドレ・ロッテラーもポルシェに移籍すると噂されている。
ロッテラーはアウディからDTMに参戦する噂もあるが、DTMへレステストにはロイック・デュバルが参加することが発表され、ロッテラーはポルシェ移籍が濃厚のようだ。
ポルシェは、12月3日の授賞式で2017年のドライバーラインアップ発表を予定している。