7月22~23日に行われるスパ24時間公式テストと、7月24~25日に同じ会場で実施されるインテリジェントマネー・ブリティッシュGT選手権の海外ラウンドも本戦と同様に、予定どおり実施される予定だ。
スパ24時間を予定した時期に開催するように呼びかけたのは、ACOフランス西部自動車クラブが今季のル・マン24時間レースを8月21~22日に延期すると宣言した直後で、その後ACOのピエール・フィヨン会長は何らかのかたちでファンのアクセスが可能になるという自信を示している。
なお、ゴーディン氏の慎重な見通しにもかかわらず、ファンがスパに入場できるかどうかは未だ不明のままだ。
ラテル代表は以前、SROが2年連続で無観客のスパ24時間を開催する用意があることを示したが、それがグループにとって「財政上の災害」になることを認めている。
新型コロナウイルスのパンデミックが始まってから開催されたGTワールドチャレンジ・ヨーロッパのイベントは、ただひとつを除きすべてが無観客で実施されてきた。例外は昨年9月、ニュルブルクリンクで行われたエンデュランス・カップの1戦のみだ。
