更新日: 2021.05.18 16:50
マツダ快勝の流れを変えたコーション。燃費モードで追いつくのは「不可能だった」とジャービス
ジャービスは燃費走行のリズムを掴んだ後はマシンのフィーリングがとても良かったと述べたが、前を走るキャデラックとアキュラのペースには及ばず。最終的には優勝したリッキー・テイラーから13秒近く離されてのフィニッシュとなった。
「彼らにとってそれは本当に印象的なものだったろうね」
ジャービスは優勝したWTRアキュラについてこのように述べ、「ウェイン(・テイラー)に『おめでとう』と言わなければならない。彼らには勝つための習慣が備わっている」と続けた。
「しかし、僕たちのマシンには勝てるペースがあっただけに残念だよ」
「レースが終始グリーンで行われていたら、僕たちが勝っていたと確信している。だが、そうはならなかった」
「コーションがどのようにして出されたのかは分からないが、(もしもグリーンのままだったなら)我々はフィニッシュにたどり着くために必要なアグレッシブな燃料節約戦略を取り、このレースで勝てたはずだ」
今季初勝利は逃したものの、ジャービスとティンクネルはDPiドライバー選手権のランキング2位を守っている。選手権リーダーのテイラーとフィリペ・アルバカーキとのギャップは55ポイントだ。
その点では「良い週末だった」とジャービス。
「僕たちはプラクティスでは苦労していて、そこから見事に立ち直るためにチームは素晴らしい仕事をした。そうしてポールポジションを獲得したんだ」
「我々はレースに勝てることを証明できた。残念ながらうまくいかなかったが、3レースで3回表彰台を獲得しているのだから、これからも結果を出し続ける必要がある」