スパ24時間に挑むガレージ59、WEC王者ティーム、ソーレンセンらAMRドライバーを起用

「2020年にチームとFIA世界耐久選手権のタイトルを獲得し、バンテージGTEでル・マン24時間を制覇するという素晴らしいシーズンを過ごした後、この惑星上で最大のGT3レースのひとつである24時間レースにふたたび参加できることを本当にうれしく思っている」と語ったティーム。

「つねにアストンマーティンブランドを代表すること、そしてこのクルマの能力を示すことができるのは名誉なことだ」

「アストンマーティンファミリーには新しい目標があるが、ターゲットは同じ、勝つことだ。スパは、そのための完璧なシナリオであり、ベスト中のベストなライバルたちとレースをすることができる」

「“デーン・トレイン”を存続させ、さらにガンと一緒に走ることができるのは素晴らしいことだ。また、ガレージ59も非常に印象的なチームだよ」

　スパ24時間レースデビューを果たす予定のソーレンセンは、4.0リットルV8ターボエンジンを搭載するアストンマーティンが1回限りの参加であるにもかかわらず、GTWCヨーロッパ・エンデュランスカップにフルシーズンエントリーしているライバルたちを相手に、「上位で戦える可能性」を持っていると考えている。

「すぱでふたたびレースができることを本当に楽しみにしている」とソーレンセンは述べた。

「偉大なGT耐久レースのひとつであるスパ24時間で総合優勝を狙えることは素晴らしい機会だ。このチャンスを与えてくれたアストンマーティンに感謝しなければならない」

「僕はロス（・ガン）が“デーン・トレイン”に加わったことで、かなり強力なラインアップになったと思っているし、バンテージはレースのフロントで戦えると可能性を秘めていると考えているんだ」

「チームはこのレベルのチャンピオンシップでタイトルを獲得しており、つねに競争力のあるクルマを送り出しているので、彼らの下で学ぶことを楽しみにしている」

　ガンは次のように付け加えた。「GT3レースの競争はかつてないほど激化しており、準備のためのテストでは多くの仕事をする必要がある」

「しかし、僕たちは後ろには素晴らしいチームと素晴らしいクルマがあるので、イベントを力強く戦うことができると確信しているんだ」