この他トラブルやスピン、スタックなどによって度々FCYが出され、また多くのマシンがトラックリミット違反のドライブスルーペナルティを受けるなか63号車ランボルギーニは快走を続け、アウディスポーツ・チームWRTの32号車アウディR8 LMSとピットタイミングごとに順位を入れ替えながら10時間過ぎまでトップ争いを繰り広げていく。

 この間に37号車アウディは電気系トラブルに見舞われシステム再起動のためタイムを失う。これに代わってガレージ59の95号車アストンマーティン・バンテージGT3が3番手争いに進出。10時間過ぎには63号車ランボルギーニがピットレーンのスピード違反でペナルティを受けたことから3番手に浮上した。

 一方、トップにはペナルティで一時5番手に順位を下げていた51号車フェラーリが返り咲き。ピエール・グイディ駆る跳ね馬は現在32号車アウディを約16秒リード、3番手の95号車アストンマーティンとは20秒差だ。4番手には88号車メルセデスが続き、アウディスポーツ・チーム・アテンプト・レーシングの66号車アウディR8 LMSが5番手となっている。

 日本勢は富田竜一郎がドライブ中の31号車アウディ(チームWRT)が総合17番手/シルバーカップ3番手につけ、チーム・リナルディの33号車フェラーリ488 GT3 Evoと僅差のクラス2番手争いを展開中だ。

 根本悠生組666号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo(VSレーシング)は11時間目を迎える直前にピットレーン出口でストップし、そのままリタイアに。フィル・キーン/濱口弘/ベルトラン・バゲット組の19号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo(オレンジ1・FFFレーシングチーム)は、長らくピットガレージに入ったままの状態が続いている。順位は総合50番手だ。

アウディスポーツ・チームWRTの32号車アウディR8 LMS
アウディスポーツ・チームWRTの32号車アウディR8 LMS
Jotaの38号車マクラーレン720S GT3
Jotaの38号車マクラーレン720S GT3
オレンジ1・FFFレーシングチームの63号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo
オレンジ1・FFFレーシングチームの63号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo
メルセデスAMG・チーム・アッカASPの88号車メルセデスAMG GT3
メルセデスAMG・チーム・アッカASPの88号車メルセデスAMG GT3
ガレージ59の95号車アストンマーティン・バンテージGT3
ガレージ59の95号車アストンマーティン・バンテージGT3
オレンジ1・FFFレーシングチームの19号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo
オレンジ1・FFFレーシングチームの19号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo
VSレーシングの666号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo
VSレーシングの666号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo

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