クラウザーは、キャデラックLMDhによるWECプログラムは、キャデラック・ブランドがル・マンに参戦したいかどうかに掛かっていると述べ、コルベット・レーシングがイベントに招待されるために毎年行っているプロセスを紹介した。

「それはプログラムの目標と、キャデラックでその道を進むかどうかによります」

「年に一度、フランスで行われるビッグレースに参加するための要件についても、いくつかの議論が行われる予定です。もしそれが要件の一部である場合、私たちはここにいることがどれほど重要であるのかを判断する必要があります」

「歴史的に見ても(ル・マンに参戦することは)とても重要だと思います。また、私たちがその道を歩まなければならないことも分かると思います」

「生産面では、私たちはここ(ヨーロッパ)で徐々に存在感を高めています。だからこそレースプログラムでそれを補完する機会と捉えることができます」

「それはいつもエキサイティングです。しかし、繰り返しになりますが、まだ決定したわけではありません」

■GMは9月の発表を目指す

 ル・マンでのキャデラックLMDhプログラムの発表を延期したクラウザーは、コルベットかキャデラックのどちらかのプログラムを発表する次の機会は9月になるだろうと述べた。

「確認されたものは何もありません」と同氏。「私たちはこれらすべてを理解し、完全にコミットして道を進むことができるように全力で取り組んできました」

「すべてのプラットフォームで数年間のコミットメントを結ぶことになるため、自分たちで準備をして、『はい、大丈夫です』と言う準備ができ次第、アナウンスしたいと思っています」

「キャデラックで何が起こっているのか、シボレーではどうなっているのか、それぞれについて発表があると思います。私は9月中に何かがあると信じていますが、おそらく、その時点ではひとつの(ブランドの)発表になるでしょう」

「私たちはここ(ヨーロッパ)で何が起こっているのかを理解するために、まだ待っています。それが(金曜日の)ACOプレスカンファレンスの一部にあるかどうかは分かりません」

IMSAの最高峰カテゴリーDPIクラスに参戦しているキャデラックDPi-V.R
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コルベット・レーシングの64号車シボレー・コルベットC8.R 2021年WEC第4戦ル・マン24時間
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