更新日: 2021.08.23 16:30
ル・マン初参戦で4、5位入賞のグリッケンハウス。短いFCYが「表彰台のチャンスを潰した」とデラーニ
表彰台獲得のチャンスを逃したにもかかわらず、デラーニはチームの最初の24時間レースでの結果を誇りに思っていると述べた。
708号車は、今戦を制したマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組7号車トヨタGR010ハイブリッドよりも5回少ないピットストップ回数でレースを終えた。
「このようなレースで無事に完走できたことは、それ自体は素晴らしい成果だと思う」とデラーニ。
「それにグリッケンハウスのような新しいプログラムでここに来たことを考慮すれば、誰もが自分たちの仕事に満足し誇りに思うべきだと思う」
「もちろん、もう少し良い結果を持ち帰りたかったけど、ポジティブに受け止めるべきだと思うんだ。2台揃ってフィニッシュできたことは、とても前向きにとらえていいはずだ」
「また、レースのいくつかの時点で僕たちは本当に競争力があった。これは将来に向けて良い出発点となるだろう。とても良いレースだったし、完走できたことにとても満足している」
ブラジル出身の彼によれば、2台のグリッケンハウス007 LMHがチェッカーを受けるために、チームが妥協したとは感じていないという。
「正直なところ、僕たちはできる限りのことをしたと思う」と語ったデラーニ。
「残念ながらあちこちで少しずつタイムを失ってしまったが、それはチームがレースやクルマに慣れていないことが原因だと思っている。なにせチームがこのクルマでレースをするのは、まだ3回目なのだからね」
「今日達成したことは本当に喜ぶべきものだと思っている。もちろん表彰台に上がれば楽しいだろうけど、そこにいたチームは僕たちよりも少しだけ良い仕事をしていた」