投稿日: 2021.08.27 12:15
更新日: 2021.08.27 13:07
更新日: 2021.08.27 13:07
中嶋一貴がル・マンで直面した“トラブル対処ドライブ”の過酷「ほぼ毎コーナー、ボタン操作が必要だった」
Kazushi Nakano / autosport web
2021年WEC世界耐久選手権第4戦/第89回ル・マン24時間レースは、トヨタGAZOO Racingのワン・ツー・フィニッシュで幕を閉じた。今季よりWECの最高峰クラスに採用された新規定『ル・マン・ハイパーカー(LMH)』に準じた新マシン、『GR010ハイブリッド』を投入したトヨタにとっては最高のリザルトとなったが、レース後半に発生した燃料系のトラブルは、致命傷ともなりかねないものだった。
2位となった8号車GR010ハイブリッドの中嶋一貴がレースから5日後、日本メディア向けのリモート取材で明らかにしたところによれば、このトラブルに対処するため、ドライバーたちはコクピットのなかで通常とは異なるボタン/スイッチ類の操作を強いられていたという。