ゼッケン19をつけ、プロ・アマのGTDクラスにエントリーするもう1台には2014年のクラス優勝者であるジェフ・シーガルとビル・スウィードラー、そこにジョン・メグルーとスクアドラ・コルセのファクトリードライバーであるジャコモ・アルトーが加わり、ドライバーラインアップを完成させている。

「私たちはロレックス24(・アット・デイトナ/デイトナ24時間レース)で初めてレースをするために長い道のりを歩んできた」と語るのは、TR3レーシングのグレッグ・ロマネッリ代表。

「私と(ランボルギーニ・モータースポーツのボスである)ジョルジオ(・サンナ)とクリス(・ワード)は1年前のロレックス24でジョークを言い合っていた。新しい関係を始めるための最初のミーティングでね」

「それが1年後のいま、我々はデイトナで一緒にGTクラスのトップカテゴリーを戦おうとしている。これはランボルギーニがTR3レーシングの全員の献身と努力を認めたことを示している」

「私たちはこの機会が与えられたことに感謝している。そしてメーカーのファクトリープログラムを実行するチームとして選ばれたことを誇りに思っているんだ。それに応えるべく、レースに向けて昼夜を問わず取り組んでいる」

 ランボルギーニ・モータースポーツの責任者であるサンナは、「デイトナ24時間は我々にとって特別な意味を持っている」と述べた。

「4回大会続けて表彰台を獲得した後、ふたたびその頂点の座を狙うことができる」と同氏。

「このレースはまた、ランボルギーニとTR3レーシングのパートナーシップを開くものとなるものだ。彼らは多くの経験を有しており、良い結果を引き出す可能性があると確信している」

 TR3レーシングによるIMSA GTDプロのキャンペーンは現在のところデイトナのみがアナウンスされているが、第2戦セブリング12時間など2022年に行われる他の“ミシュラン・エンデュランスカップ”のレースにも出場できるよう「全力で取り組んでいる」という。

19号車と63号車の2台体制で2022年のデイトナ24時間レースに臨むTR3レーシング
19号車と63号車の2台体制で2022年のデイトナ24時間レースに臨むTR3レーシング

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