「僕は頭上にルーフがある感じが好きなんだ」とパロウは付け加えた。
「とても素敵に思う。また、ホイールが見えず、コーナーや縁石などがチャレンジングになるのもいいね」
「本当に興奮しているよ。24時間レースは初めてだし、DPiでレースをするのも初めての経験だ。それはエキサイティングなものになるだろう。(プロトタイプカーレースを)学ぶいいチームメイトもいる」
「今週末(のロア:デイトナ公式テスト)はクルマに慣れて、来週そして日曜日のためにベストを尽くすつもりだ。できれば来週、ウォッチ(優勝者に贈られるロレックス・デイトナ)を手に入れられるように精一杯の準備をしたいと思う」
■テキサスのセブリングの日程重複は「理解できない」とパロウ
パロウが今月末のデイトナ以外のレースで、CGRのDPiプログラムに参加するかどうかは現在のところ確認されていないが、少なくとも3月18日から20日にかけてセブリングで行われる12時間レースに彼の姿はないはずだ。同じ週末、インディカーは第2戦テキサスが予定されていることがその理由だ。
「たしかに、セブリングにはいないはず」とパロウ。
「インディカーはそのレースを台無しにしたと思う。なぜインディカーが(IMSAとイベントの)日程を重複させたのか、理解できない」と彼は続けた。
「僕が知る限り、セブリング12時間はいつも同じ日に行われる」
「他に選ぶべき週末はたくさんあるのに、もっとも大きな週末を選んでしまうのだから、僕たちドライバーにとっては厳しいことになっている」
「残念だよ。何人かがトライしようとしていることは知っているが、僕はそうするつもりはない」
パロウはまだ決定していないものの、シーズンエンドイベントのプチ・ル・マン(ロード・アトランタ10時間)でふたたびCGRのラインアップの一員になることを望んでいる。
「まだ何も固まっていないし、これがどのように進むのか、シーズンがどのようになる進むのかにもよると思うけど……」と前置きをしつつ、彼は「もう一度、別のチャンスが来ることを願っている」と述べた。
「僕にとってデイトナでレースをして、そこで勝つための努力をすることはひとつの大きな目標だった。だから、ここにいることはとてもエキサイティングなことなんだ。また、経験があれば来年何かをするのに役立つはずだ」
