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 2020年にポール・ミラー・レーシングのランボルギーニでデイトナ24時間に参戦し、クラス優勝を果たしているカルダレッリは、ランボルギーニはファクトリー・ドライバーの派遣を通じてこのレースに多大な努力を払っている、と述べている。

「過去のGTD……とにかく、GTDでは非常に強力なラインアップがあった」とカルダレッリ。

「カテゴリーの名前違うからという理由ではなく、(いまのGTDプロは)まったく異なるものになっている」

「以前には(異なる)ドライバー・カテゴライゼーションを混在させることができたし、それこそが(GTDという)カテゴリーの概念だった。だけど、過去5年分のエントリーリストを見れば、そこには多くのファクトリー・ドライバーが存在していたことが分かるだろう」

「これが“GTDプロ”になるという事実は、非常に権威を持つ。そこでは、完全なるファクトリー・ラインアップを組み上げることもできる」

「レースへのアプローチは、以前とかなり似たものになるだろう。本当に、最後の5時間が大事になる。そこから始まるんだ。このレースでマルコ、ミルコ、ロルフとマシンを共有できるのはとてもクールだね」

TR3レーシングの63号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo

 チームはエンジニアと数人のクルーについてFFFレーシングのファクトリー・サポートを受けているが、ボルトロッティは今週末に向けてチームが「強固な基礎」を手にしていると信じている。

「テストを行う機会がなかったので、ロア(公式テスト)で我々が発見したものには、本当に感銘を受けた。僕らは直接、デイトナに入ったんだ」とボルトロッティ。

「僕らは明らかに、ファクトリーから多くのサポートを受けている。それは明白だ」

「だが、チームの基礎も、本当にしっかりしていると言う必要がある。僕らは本当に良い基礎を手にしていると思う」

「僕らは将来を楽しみにしている。(予選レースで)目にしたように、それはたんに1レースの結果というだけでなく、チームとしての努力の賜物だ。レースウイークを通しての準備の成果だ」

「僕らにはコンペティティブなパッケージと信頼性のあるクルマがある。クルマは昨年から変わっていない」

「Evoになってから4年目のシーズンだし、僕らは2015年からウラカンでのレースを始めたから、多くの経験もある。クルマが僕らに何をもたらしてくれるのかは、分かっている」

「僕らはひとつのチームとして、強力なパッケージと優れた基礎を手にしていると思う」

 カルダレッリは、次のように付け加えている。

「このレースで重要なのはスピードではなく、レギュレーションと戦略を理解することだと思う」

「初めてのレースでは、新しいスタッフをどのようにまとめるかを確認することが重要だ。パフォーマンスを追い求めることではなく、それが僕らの主な目標になると思う」

予選レースのGTDプロ/GTDクラススタートシーン
予選レースのGTDプロ/GTDクラススタートシーン

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