「我々はレースのどの時点でもリーダーのペースについていけなかったため、信頼性、操作性、パフォーマンスを向上させるために一丸となって取り組んでいかなければならない」とクラックは語った。
「第2戦セブリング12時間レースでふたたび前戦に返り咲くために、これからすべてのデータを分析することになる」
「新しいGTDプロクラスの緒戦で優勝したパフ・モータースポーツ(9号車ポルシェ911 GT3 R)を祝福したいと思う。今日は私にとってBMW Mモータースポーツでの最後のレースだった。できれば最高の結果で別れを告げたかったが、過去数年間の信頼できる協力関係について、すべての同僚やチーム、ドライバーに感謝したいと思う」
BMW MチームRLLのボビー・レイホール代表は、「我々にとって長い1日だった」と2022年シーズンの開幕戦を振りかえった。
「(デイトナ24時間は)チームにとって新車での最初のレースだった。それ以前には、2021年12月にデイトナで短いテストを行っただけだったが、そのときには問題がなかったためロレックス24でスピードを発揮できなかったことに少々驚いている」
「チーム、ドライバー、BMW Mモータースポーツ、そして過去36時間の間、決して諦めずにマシンの能力を最大限に引き出そうとしたすべての人たちに心から感謝している。いま我々は、セブリングで上位に食い込むためにやらなければならない非常に長いリストを持っている」
北米での初陣では思うような結果を残せなかったBMW M4 GT3。今回新車を走らせた2チームは3月16~19日、セブリング・インターナショナル・レースウェイで開催される次戦セブリング12時間でふたたびニューマシンを走らせるが、同ラウンドでは開幕戦を欠場したポール・ミラー・レーシングがGTDクラスふたつめのBMWカスタマーチームとしてフィールドに加わる予定だ。


