セブリング戦を欠場するジョンソンは、ワトキンス・グレンとロード・アトランタで行われるIMECの残り2戦で、ヘンドリック・モータースポーツが支援する48号車キャデラックに復帰することが期待されている。
「僕はチームのもとに戻り、彼らと一緒にセブリングでアリー・キャデラックとレースをするのを本当に楽しみにしていた」と語ったジョンソン。
「我々は2021年のセブリングでは素晴らしい走りを見せ、レースのほとんどで優勝争いに加わっていたんだ」
「ホセ-マリアは素晴らしいドライバーであり、彼はきっと素晴らしい結果を出してくれるだろう。また、チームも経験豊富だからアリー・キャデラックを表彰台に乗せることができると思う。できれば頂上に立ってほしいね」
WECではTOYOTA GAZOO Racing 7号車トヨタGR010ハイブリッドのクルーとして可夢偉、マイク・コンウェイとチームを組んでいるロペス。彼は先月末に行われたデイトナ24時間でウェザーテック・スポーツカー選手権デビューを果たした後、IMSA DPiクラスで2度目のスタートを切ることになる。
これはAXRでのチームメイトである可夢偉とマイク・ロッケンフェラーと同様に、現WECチャンピオンがセブリングでのWEC第1戦1000マイルレースと、IMSAの12時間レースにダブルエントリーすることを意味する。なお、AXRの31号車キャデラックDPi-V.Rをドライブするコンウェイもまた、セブリングでふたつのレースを戦うドライバーのひとりだ。
ロペスは、「残念なことにジミー(・ジョンソン)はインディカーとIMSAの両方を同時に行うことはできない。だから僕はセブリング12時間にも参加するつもりだった」と語った。
「最初はWECの開幕戦に参加する。僕たちは金曜日にトヨタとレースをして、それからガレージを渡って土曜日はアリー・キャデラック・レーシングでレースをする予定だ」
「アクション・エクスプレス・レーシングでふたたび(キャデラックを)ドライブする機会に本当に感謝している。僕とマイク(・ロッケンフェラー)と可夢偉が良い結果を残せることを願っている」
ロペスは次のように付け加えた。「デイトナ24時間でアリー・キャデラックチームの一員になれたことは、僕にとって素晴らしい出来事だった。チームの努力と、ジミー、マイク、可夢偉の走りをとても誇りに思ったんだ」
「生憎、自分たちが思い描いたような結果にはならなかったが、ペースは良かった。デイトナでのレースは僕にとって始めてのアメリカンレースだった。思っていたよりずっと良かったよ。自分自身のパフォーマンスには満足できたんだ」

