バンドーンは、「僕たちのコンビネーションは多くの点で素晴らしいと思う」と続けた。
「なぜなら耐久レースを戦うという面においてお互いのことを完全に理解しているからだ。シートも同じものを使っているんだ。実際にそうしたことは多くのことを簡単にする」
「(MSRとの契約は)とてもぎりぎりだった。けれど、IMSAのレースに参加する機会を得て、セブリングでも初めてレースをすることができることになり、とてもうれしく思っているんだ」
バンドーンはフォーミュラEをフルタイムで戦っている間、IMSAのスポーツカーレースやMSRでの追加の出場機会を得ることに前向きであると語ったが、現在のところオハイオ州に拠点を置くチームへの2度目の合流の可能性は低いと認めた。
第2戦セブリング12時間を欠場するカストロネベスは、60号車アキュラのサードドライバーとして、シーズン中盤のワトキンス・グレン6時間と最終戦プチ・ル・マン(ロード・アトランタ10時間)に参戦し、全部で4つの耐久レースで構成される“IMSAミシュラン・エンデュランスカップ(IMEC)”のシーズンを全うする予定だ。
「当然、チームは(IMECの次戦以降)エリオとシモンに戻すと思うが、実際のところは誰にもわからない」と語ったバンドーン。
「何かあれば対応できると思うけど、現時点では1回きり。僕が参加するのはセブリングだけだ。少なくとも僕たちは今回の件で関係を築き、そして将来を見据えることになる」
