■小林可夢偉(チーム代表兼7号車ドライバー)
「セブリングに戻って来てレースへの準備が始められるのは嬉しいです。今日の公式練習セッションはいつもより短く、私は大雨だった午前中のセッションしか走りませんでした」
「今日は時間を有効に使い、データを最大限に得ることができました。なかなか難しい一日だったので、明日の最後の公式練習までにバランスを改善することが必要です。最も重要な決勝レースへ向け、さらにクルマを良くするための努力を続けます」
■マイク・コンウェイ(7号車)
「今日はあまり走れず、理想的なラップはできなかった。午後のセッションはかなりドライブするのが難しかった。原因を究明して明日はもっと良い状況にしなくてはいけない」
「プロローグテストの時よりも難しい状況になったのは、恐らく気温の変化と、他のシリーズの車両も走ったことにより路面が影響を受けてグリップレベルが変わったことによるものだと思われる」
「どうすれば改善できるか、すべてのデータを見直し作業を進める」
■ホセ・マリア・ロペス(7号車)
「今日も可能な限り学んできたが、簡単ではなかった。BoPの変更により苦戦を強いられるだろうことは分かっていた。まずすべての問題点を洗い出し、決勝レースへの準備をすることが重要だ」
「正しいバランスを見出し、ミスすることなく、トラフィックをうまくこなして完璧なレースができれば優勝争いができる自信はあり、決して悲観的ではない」

■セバスチャン・ブエミ(8号車)
「練習走行初日が終わったところで状況を判断するのはちょっと難しいが、プロローグテストの時と比べると、LMP2車両にタイムで近付いているように見えるので、僕らが良い仕事をして進歩できたということだろう」
「風向きが大きく変わったため、特に1コーナー進入時は強い追い風によりラインを外しやすい。それもあって結局FP2ではタイム更新ができなかったが、進歩はしていると思う」
「まだ明日も練習走行の機会があるので、この状況下で最大のパフォーマンスを引き出すべく作業を続ける」
■ブレンドン・ハートレー(8号車)
「午前中はウエットコンディションでの走行だった。このコースならではの異なる舗装や荒れた路面、水たまりなどの中で走るのはとてもチャレンジングだった」
「数周でもそのようなコンディションで走れたことで、ウエットレース時の準備ができたのは良かったが、ここでウエットになったら覚悟が必要だ」
「午後のセッションでは良い走行ができ、決勝レースへ向けてさまざまなタイヤコンパウンドを試すことができた。とても順調な一日だった」
■平川亮(8号車)
「今日はプロローグテストの時とは気温という点でまったくコンディションが変わっていました。先週は寒く、風向きも違いました。今日は暖かく、クルマの挙動が大きく変わってしまいましたが、それを理解できたのは本当に良かったです」
「恐らく決勝レースも同じような暖かいコンディションになると思うので、今日の経験が助けになってくれるでしょう。GR010ハイブリッドの感触は着実に良くなっているので、決勝レースへ向けた準備はほぼ整ったと思います」
