更新日: 2022.05.06 13:54
改修後のスパでトヨタGR010ハイブリッドが初走行。初日は決勝に向けた準備に専念/WEC第2戦
●小林可夢偉(チーム代表兼ドライバー)
「ふたたびスパに戻れてうれしいです。セブリングはもうずいぶん昔のような気がします」
「今日は終盤に少しタイムをロスしましたが、スムーズで順調なセッションでした。この公式練習1回目では、どのチームも異なるプログラムに取り組んでいるので、現時点でパフォーマンスについて判断するのは難しいです」
「我々のトヨタGR010ハイブリッドは好調ですが、まだバランスの面で改良を続ける必要があります。今日得られたすべてのデータを見直し、明日の練習走行で調整を加えて、予選に挑みたいと思います」
●マイク・コンウェイ
「トヨタGR010ハイブリッドでまた走れるのは楽しいし、何よりここはスパなので格別だ。僕たちは今日、いくつかの異なる項目を試したが、終盤にはちょっとした問題に見舞われたことで、セッションの時間をフルに走ることはできなかった」
「明日の公式練習セッションまでに2台のトヨタGR010ハイブリッドのデータを分析し、さらにセッティングを詰めて行くよ。いつものことだが、最初のセッションのあとでクルマは大きく変わるんだ」
●ホセ-マリア・ロペス
「今日のセッションでは僕自身はあまり走れなかったが、またトヨタGR010ハイブリッドで走れるのはうれしいよ。イベントはまだ始まったばかりだし、これからまだまだセッションは多いので、明日こそ沢山走れることを楽しみにしている」
「この公式練習1回目の結果だけで何らかの結論を出すのは早すぎる。今日、さまざまなセットアップを試してデータを得たので、それらを元にさらなる改良を進めていくよ」
■8号車トヨタGR010ハイブリッド/総合13番手
●セバスチャン・ブエミ
「僕らはこの公式練習1回目のセッションでかなり多くの周回を重ねることができた。もっと多くの中断などを予想していただけに、問題なく進められたのは幸運だったね」
「今日はずっとドライコンディションだったので、多くのテストをこなすとともに、7号車とは異なるコンパウンドのタイヤを試し、比較することもできた。明日の金曜日は2度の公式練習の後に予選という、忙しい1日になるが、それだけに楽しみだ。まずは今日のデータを分析し、車両の最適化を進めていくよ」
●ブレンドン・ハートレー
「僕たちにとってはとてもクリーンなセッションで、多くのテスト項目をこなすことができた。まだもう少し速さが必要だが、今日は改良されたコースを初めて走ることができて、良いセッションだったと思う」
「改良されたオー・ルージュとラディオンはさらに路面がスムーズになったが、僕自身は路面の荒れたコースも個性的で好きだ。グラベルのランオフエリアが増えたことで、ドライバーはこれまで以上に慎重に攻める必要があり、良い改良だと思っている」
●平川亮
「今日のセッションはとても順調でした。私が走っているときにフルコースイエローが出されましたが、それでもかなり多くの周回を走ることができました。私にとっては2017年以来のスパですが、戻ってくることができてうれしいです」
「すぐに感触を取り戻せましたし、一歩一歩ペースも上げていっています。セッションの終盤にはかなり良い感触で、気分は上々です。まだ改善すべき点はあるので、さらにプッシュを続けます」