ルキアンによれば、過去2年中止に追い込まれている日本の富士スピードウェイへ2022年9月に復帰する計画は予定どおりに進んでおり、別の可能性を指し示すパドックの噂を一蹴している。
「我々はそこに行きたいんだ」とルキアン。
「100%そうなるとは言わないが、95%か99%と言おう。我々は懸命に働いている」
「昨日、DHLとミーティングを行い、まずは富士に間に合うように、次にバーレーンに間に合うように、そしてヨーロッパに戻るためのロジスティクスを確保するための、解決策を検討している」
ルキアンはWECがヨーロッパから日本、そしてバーレーンへと向かうシリーズ専用の船を用意することを検討している、と説明した。
「まずはルートを確保したい。船があちこちに停泊するような事態は避けたいのだ」
「今日、我々が物流の問題に費やしてる時間は、想像を絶するものだ」
「1年半前、私がこの組織に入った頃は、私がこの種の議論に参加することはなかった。いまでは、あらゆる種類の問題が起こっている」
「以前は、チームが軽量であれば、すべてを飛行機に搭載することがきた。いまは、ウクライナ戦争という状況もあり、航空機での貨物輸送の可能性は、限りなく低くなっている。ロシアの会社と仕事することはできないし、ウクライナ籍だったアントノフともね」
